今日はドケルバン病について説明していきます。
ドケルバン病は腱鞘炎です。
腱鞘炎はなる方が多いと思うのでこれから説明していきますね
この記事を読むことでドケルバン病（腱鞘炎）のことがわかるようになります。
ドケルバン病とは！？
ドケルバン病とは手首に生じる腱鞘炎のことで、別名狭窄性腱鞘炎とも言われます。
ドケルバン病って言われるとなんかヤバい疾患のような感じがしますが、実際は腱鞘炎です。
仕事やスポーツなど、親指の使いすぎが原因でおこり
妊娠出産期や更年期の女性に多く発生する為、ホルモンバランスの乱れが影響すると言われています。
親指に多く、中指や薬指におこることもあります。
腱を止めるバンドの役割をする腱鞘が肥厚し、親指を動かす筋肉の腱が摩擦されることによって炎症がおこり、腱の動きが悪くなって発症します。
ドケルバン病（腱鞘炎）の症状
ドケルバン病（腱鞘炎）の症状は手首や親指を動かした時に痛みが出ます。
安静時の痛みは少ないが動作時痛や腫脹、圧痛、運動制限があります。
主に動かした時や物をもったり、ふたやドアを開ける際に痛みが出ることが多いです。
ドケルバン病（腱鞘炎）の診断
ドケルバン病（腱鞘炎）の診断は問診と整形外科的テストで診断が出ます。
よくCM関節症と間違われることが多いので注意が必要です。
整形外科的テストはアイヒホッフテスト、フィンケルシュタインテスト、などがあります。
上記のように手を動かし、強い痛みが出たら陽性。
このテストが陽性であればドケルバン病（腱鞘炎）の可能性が高くなります。
ドケルバン病（腱鞘炎）の治療
ドケルバン病（腱鞘炎）の治療は基本的に保存療法（手術をしない）です。
レントゲンでは異常がないことが多く、エコーやMRIで腱鞘の肥厚が確認できます。
治療法は局所安静や投薬、ステロイド注射、サポーターなどがあります。
保存療法で改善がみられず、再発を繰り返す場合は手術療法で腱鞘を切開することがあります。
多くは保存療法で良くなることが多く、手術になることは少ないです。
最後に・・・・・
今日はドケルバン病（腱鞘炎）について説明していきました。
腱鞘炎はスポーツをする方や手を多く使う人、産後のママや更年期の人に起こりやすい疾患です。
ドケルバン病（腱鞘炎）になっても局所の安静や適切な治療をすることで症状は緩和していきます。
当院でもドケルバン病（腱鞘炎）の施術をおこなっています。
手や手首に痛みが出てお困りの方は是非一度当院井土ヶ谷ひかり整骨院へお越しください。
