今日は”ガングリオン”について説明していきます。
ガングリオンと言われると何それ!?なんかヤバそう・・・・
となる方もいると思うので、
そんな方の為にガングリオンについて詳しく説明していきます。
この記事を読むことでガングリオンについてわかります。
ガングリオンとは!?
ガングリオンとは関節の膜や腱鞘から生じるゼリー状の腫瘤になります。
腫瘤は身体にできる塊のことで、腫れものやコブ、シコリといったように身体から隆起している塊を腫瘤と呼びます。
ガングリオンは腫瘍ではないので過度に心配する必要はありません。
発症要因は原因不明ですが、外傷や使い過ぎによっておこるのではないかと言われています。
若い女性に多く、場所はどこにでもできますが、手首にできることが多いです。
ガングリオンの症状
ガングリオンの症状は無症状のことが多いです。
神経や腱が圧迫されるようになると痛みや違和感、痺れや感覚障害が現れることもあります。
基本的に無症状のことが多いので、そのままにしている人も多いです。
ガングリオンの診断
ガングリオンの診断は針吸引細胞診をしてゼリー状の物質が確認できれば診断が確定します。
MRIやエコーで小さなガングリオンを検査することもあります。
ガングリオンは針吸引細胞診をしなくても、問診と触診などで診断されることもあります。
ガングリオンの治療
ガングリオンの治療は無症状の場合はそのまま経過観察になります。
徐々に大きくなっていたり、痛みや神経症状が強く出ているのもに関しては
針穿刺でゼリー状の物質を出し、圧迫固定をおこないます。
再発を繰り返してしまう場合には手術療法でガングリオンの元から摘出することもあります。
ガングリオンの治療は基本的に経過になることが多く、症状がある場合は針穿刺でゼリー状の物質を取り除くといった治療が多いです。
最後に・・・・・
今日はガングリオンについて説明していきました。
ガングリオンは横文字なのでなんだそれ!?ヤバいんじゃないかと考えてしまいやすいです。
しかし、症状がなければ基本的にそのまま経過観察で、30~40%は自然消滅していく為、大事に考える必要はありません。
もしもガングリオンが原因で症状が出ている場合は針穿刺で中身を抜いたり、手術の適用になることもあります。
治療をすればなくなりますし、自然に消えていくことも多いので過度に心配しすぎないで下さいね。
今日はガングリオンについて説明してきました。
参考になれば幸いです。