今日は”肩関節脱臼”について説明していきます。
肩関節脱臼は肩が外れた状態なので初めてなる方はビックリすると思います。
肩関節脱臼がおこることはそう多くはありませんが、習慣性でよくなってしまう人もいるので
しっかりと説明していきますね。
この記事を読むことで肩関節脱臼についてがわかります。
肩関節脱臼とは?
肩関節脱臼は腕の骨が肩甲骨のお皿から外れた状態をいいます。
肩の関節は肩甲骨の関節窩(かんせつか)というくぼみに上腕骨の頭がハマっています。
肩関節脱臼の症状
肩関節脱臼の症状は肩に強い痛みを感じます。
さらに、自分で腕を動かせなくなり、左右の肩の高さや形がかわります。
外れた方の腕を反対の腕で支えるようにして来院されること多いです。
肩関節脱臼は痛みが強く、腕が動かせない症状が出ます。
肩関節脱臼の診断
肩関節脱臼の診断はレントゲンで診断されます。
レントゲンを撮りどの方向に外れているかがわかります。
脱臼に伴い、骨折がないかをレントゲンで検査し
必要応じてMRIやCTを撮り精査することもあります。
肩関節脱臼の治療
肩関節脱臼の治療は保存療法(手術をしない)と手術の2パターンあります。
基本的には保存療法が多く、脱臼を整復して正常な位置に戻します。
脱臼した際に骨に凹みが出来てしまったり、関節窩に傷ができてしまうと脱臼しやすくなってしまい
反復性脱臼になってしまうと手術が必要になることもあります。
スポーツをする学生は一度脱臼をすると手術になることもありますし、2度目に脱臼をすると手術適応になる可能性が高くなります。
肩関節脱臼の治療は骨折の合併の有無、年齢やスポーツの競技によって変わってきます。
脱臼の整復後はリハビリとして温熱療法や電気療法、関節可動域訓練や運動療法などで肩関節周囲の筋肉を鍛えていきます。
最後に・・・・・
今日は肩関節脱臼の説明をしてきました。
整骨院・接骨院の先生は応急処置で脱臼の整復をすることができますが、今は脱臼の整復をしたことがない先生もいるので注意が必要です。
肩関節脱臼は整復をすれば比較的症状は落ちつきますが、整復が愛護的でなかったり、古いやり方だと周りの組織を傷つけてしまうので、必ず専門機関で診てもらうようにしましょう!
僕は応急処置で肩関節脱臼の整復をしたことが何度もあります。
井土ヶ谷ひかり整骨院では肩関節脱臼の方の応急処置や施術もおこなっていますので、肩に痛みやつらさを抱えている方は是非一度当院井土ヶ谷ひかり整骨院へご来院ください。