今日は腰痛すべり症について説明していきます。
腰椎すべり症はその名の通り腰椎がすべることで起こる疾患です。
今回は腰椎すべり症について詳しく説明していきますね
この記事を読むことで腰椎すべり症のことがわかるようになります。
腰椎すべり症とは?
腰椎すべり症とは腰椎(腰の骨)が前方にずれる疾患です。
中高年の女性に多く、ホルモンバランスの影響があると言われています。
特に腰椎の4・5番目に多く発生し、腰椎のずれが酷くなると神経を圧迫し、脊柱管を狭窄ると腰部脊柱管狭窄症になります。
加齢や負担がかかり、骨の変形や椎間板の変性によって腰椎の安定性が失われ、すべり症が起こってしまうようです。
腰椎すべり症の症状
腰椎すべり症の症状は腰痛です。
腰椎すべり症が起こり、神経を圧迫すると腰部脊柱管狭窄症と同じ症状が出る為
下肢の痛みや痺れが出てきます。
また、ひどくなると下肢の脱力感や間欠性跛行、膀胱直腸障害が出ることもあります。
腰椎すべり症の症状としては腰痛が主な症状になります。
腰椎すべり症の診断
腰椎すべり症の診断はレントゲンで診断されます。
腰を前に倒した状態で椎間板腔の狭小化や不安定をみます。
レントゲンを見れば腰椎がすべっているのがよくわかります。
MRIで神経の圧迫具合をみることもあります。
腰椎すべり症の治療
腰椎すべり症の治療は基本的に保存療法(手術をしない)です。
コルセット装着や投薬、物理療法、ブロック注射などがあります。
保存療法で改善されず、神経症状が出ている場合は手術療法が検討されます。
当院では腰椎すべり症の方には最新の物理療法機器や手技による施術の他に運動療法や姿勢矯正などをおこない症状改善へ導きます。
最後に・・・・・
今日は腰椎すべり症について説明してきました。
腰椎すべり症はすべってしまうと元には戻らない為、症状が進行しないように早めに治療をすることをオススメします。
腰椎すべり症があるにも関わらず、うつ伏せでマッサージを受けるとすべりが酷くなってしまう可能性もある為、注意が必要です。
しっかりと体幹の筋肉をつけ、腰を安定させることが大事になります。
もしも、腰椎すべり症と言われ、腰痛や下肢の痛みや痺れでお困りの方がいらっしゃいましたら、一度井土ヶ谷ひかり整骨院へお越しください。