今日は側弯症について説明していきます。
実は側弯症の人、意外に多いんです。
自覚していない人もいれば、骨が曲がっていることは知っているが、治療はしなかったという方もいます。
そんな側弯症について今日はしっかりと説明していきますね!
この記事を読むことで側弯症のことがわかるようになります。
側弯症とは?
側弯症とは脊柱(背骨)が左右に弯曲して回旋(ねじれ)が生じてしまう疾患です。
小児期の女児に多く発生します。
多くは原因不明の突発性側弯症で、その他に先天性側弯症、症候群性側弯などがあります。
突発性側弯症は骨の成長につれて脊柱(背骨)が側方にねじれながら曲がっていきます。
先天性側弯症は生まれながらの脊椎形態異常です。
症候群性側弯症は神経疾患による背筋麻痺でおこります。
全体の約70%は突発性側弯症で成長につれて側弯が出てきます。
突発性側弯症は3歳未満は乳児突発性側弯症
3歳~10歳未満は若年性突発性側弯症
11歳以降は思春期突発性側弯症と言われています。
側弯症の症状
側弯症の症状は肩の高さの左右差、肩甲骨の突出、骨盤の高さ非対称、胸郭変形などがありますが、
症状は無症状のことが多いです。
大人になってから腰の痛みや肩こりがなどが起こりやすくはなります。
また、高齢になると変形性膝関節症などの症状も出やすくなります。
側弯症は子供の頃は無症状の場合が多いですが、大人になって負担がかかると症状が出やすくなります。
側弯症の診断
側弯症の診断は臨床所見とレントゲンです。
臨床所見では前に前屈したときに背中の隆起をみます。
肩甲骨の高さの違いや脊柱をなぞると骨が弯曲しているかを触診します。
レントゲンでは側弯が見てわかります。
コブ角といって骨の曲がり具合を角度で測ります。
側弯症の治療
側弯症の治療は保存療法と手術療法があります。
基本的には保存療法で装具固定や運動療法をおこないながら経過観察をおこないます。
悪化していく場合は手術による矯正が検討されます。
当院では運動療法を中心に身体のバランスを整えるような施術をおこないます。
最後に・・・・・
今日は側弯症について説明してきました。
側弯症は原因不明におこります。
症状がないことが多く、そのままにしていることも多くなります。
症状がある場合はしっかりと適切な治療をおこなうことで改善されるケースが多いです。
また、大人になって肩や腰、膝に症状が出ることもあるので、側弯症で身体につらさがある際は井土ヶ谷ひかり整骨院へお越しください。