今日は変形性腰椎症について説明していきます。
以前に説明した変形性頸椎症が腰椎(腰の骨)に起こるものになります。
変形性腰椎症も起こりやすい疾患なのでしっかり説明していきますね!
この記事を読むことで変形性腰椎症のことがわかるようになります。
変形性腰椎症とは?
変形性腰椎症とは腰椎椎間板の変性を基盤に腰の骨(腰椎)が変形する疾患です。
加齢が大きな要因となり、遺伝的要因や活動性などの影響もあります。
腰椎の椎間板の変性から椎間板の高さの減りや椎間関節の変形などが起こります。
黄色靭帯の肥厚や骨棘(骨のトゲ)なども起こり
腰椎の変形が原因で脊柱管を狭窄症すると腰部脊柱管狭窄症になります。
簡単に言うと腰椎に変形が起こっているものが変形性腰椎症になります。
変形性腰椎症の症状
変形性腰椎症の症状は主に腰痛、臀部痛です。
起床時や動き始めに強く、動いてしまえば症状は軽減します。
変形が起こり、脊柱管を狭窄してしまうと腰部脊柱管狭窄症と同じ症状が出ます。
変形性腰椎症の主な症状は腰痛と臀部痛になります。
変形性腰椎症の診断
変形性腰椎症の診断はレントゲンで診断されます。
椎間板の間の狭小化、骨棘(骨のトゲ)、骨硬化像などの骨の変形が見られます。
神経症状が出ている場合はMRIで腰部脊柱管狭窄症などのとの鑑別目的でおこなわれます。
変形性腰椎症の治療
変形性腰椎症の治療は基本的に保存療法(手術をしない)です。
投薬(消炎鎮痛剤)、ブロック注射、運動療法、温熱療法や電気療法などです。
変形がかなり強い場合は手術療法が検討されます。
当院では変形性腰椎症の患者様には最新の物理療法機器や手技による施術、運動療法などおこないます。
また姿勢が原因で腰椎に負担がかかっている場合は骨格矯正などもおこないます。
最後に・・・・・
今日は変形性腰椎症について説明してきました。
変形性腰椎症は年齢を重ねていくと起こりやすくなる疾患です。
高齢になればなるほど骨は変形しやすくなります。
変形した骨は元に戻らないので、骨や椎間板に負担をかけないようにすることが重要です。
井土ヶ谷ひかり整骨院では腰に負担をかけないように骨格矯正やインナーマッスルのトレーニングをおこない腰痛を改善へ導きます。
もしも、腰や臀部の痛みでお悩みの方は井土ヶ谷ひかり整骨院へお越しください。