今日は変形性頸椎症について説明していきます。
変形性頸椎症はとても起こりやすい疾患です。
この記事を読むことで変形性頸椎症のことがわかります。
それではさっそく説明していきます。
変形性頸椎症とは?
変形性頸椎症とは首の骨(頸椎)が変形することによって起こります。
主に中位・下位頸椎の椎間板の変性を基盤として発症します。
椎間板の変性については以前頸椎椎間板症のページで説明しています。
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骨と骨の間にあるクッション材(椎間板)が変性することによって関節に負担がかかります。
首の骨にも椎間関節という関節があるので、椎間関節に負担がかかることで骨が増殖し骨の棘(トゲ)”骨棘(こつきょく)”
ができてしまいます。
骨棘のように骨が変形した状態が頸椎に起こることを変形頸椎症といいます。
主に加齢が要因となって起こるが、無症状の場合は病的にならず、ただの骨の変形ということになります。
変形性頸椎症の症状
変形性頸椎症の症状は骨の変形が進むと、首や肩のコリや痛み、可動域制限が出ます。
さらに変形が強くなり、神経や脊髄を圧迫してしまうと腕や手の痺れや痛み、運動障害が起こることもあります。
そうなると頸椎性神経根症や頸椎性脊髄症と同じような症状になります。
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肩こりや首こりなどが主な症状で
酷くなると可動域制限や痺れが出てきてしまうという疾患です。
変形性頸椎症の診断
変形性頸椎症の診断はレントゲンで診断されます。
レントゲンを撮り、骨の変形や骨と骨の間が狭くなっている、骨の硬化している部分がみられる
などの結果と踏まえて変形性頸椎症と診断されます。
個人的な感覚ですが、単なる首こりの場合には頸椎椎間板症や変形性頸椎症の診断名がつくことが多いような気がします。
変形性頸椎症の治療法
変形性頸椎症の治療法は基本的に保存療法(手術しない)で行われます。
痛み止の薬や湿布、温熱療法や電気、牽引などの物理療法が行われます。
井土ヶ谷ひかり整骨院でも変形性頸椎症の施術を行なっています。
変形した骨を戻すことができませんが、ツライ首こりや肩こりなどの症状に温熱療法や最新の物理療法機器と手技の施術によってツライ症状を緩和に導きます。
1人1人の状態に合わせたオーダーメイド施術を行なっています。
最後に・・・・
今日は変形性頸椎症について説明してきました。
年齢を重ねていくと、どうしても骨が変形してしまいます。
病院では年ですね!と言われてしまうこともあるかもしれません。
しかし、ツライ症状を緩和するのに年は関係ありません!
しっかり姿勢や状態を見て適切な施術を行うことで症状が改善してくることもよくあります。
先ほども言いましたが、変形した骨を戻すことは難しいですが、ツライ症状を和らげることは可能です。
僕も整形外科や整骨院で勤務している時、数多くの変形性頸椎症の患者様の施術を行なってきました。
ツライ症状が出ている方の助けになれればと思っています。
井土ヶ谷ひかり整骨院では変形性頸椎症の方の施術もおこなっていますので、首や肩に痛みやつらさを抱えている方は是非一度当院井土ヶ谷ひかり整骨院へお越しください。