今日はアキレス腱断裂について説明してきいきます。
アキレス腱はギリシャ神話の英雄アキレスから取られています。
英雄アキレスはかかとを弓で打たれ、それが原因で命を落とした為、弱点はかかとだということでアキレス腱と呼ばれるようになったそうです。
そんなアキレス腱断裂についてこれから説明していきます。
この記事を読むことでアキレス腱断裂のことがわかるようになります。
アキレス腱断裂とは?
アキレス腱断裂とはふくらはぎから踵(かかと)につくアキレス腱が断裂する疾患です。
多くはスポーツ中に起こり、踏み込みやダッシュ、ジャンプなどの動作時に起こります。
20~30代のスポーツをおこなう人に多く、40~50代の人が急にスポーツをした時に起こる。
アキレス腱断裂は加齢による腱の変性やスポーツによるオーバーユースが原因で起こると言われています。
アキレス腱断裂の症状
アキレス腱断裂の症状は痛みと歩行障害です。
受傷時は後ろから蹴られた、ボールが当たった様な衝撃を受けます。
また、断裂音が聞こえることもあります。
アキレス腱が断裂するとアキレス腱部に陥凹や圧痛がでます。
歩行可能なこともありますが、つま先立ちはできなくなります。
アキレス腱断裂の診断
アキレス腱断裂の診断は視診や整形外科的テスト、MRIで診断されます。
患部の陥凹や圧痛、トンプソンテストで陽性になります。
確定診断はMRIでおこなわれます。
MRIがない院では問診や触診、視診や整形外科的テストなどから診断されます。
MRIがある院ではMRIでアキレス腱が断裂しているのがわかります。
アキレス腱断裂の治療
アキレス腱断裂の治療は保存療法(手術をしない)と手術療法があります。
基本的には保存療法が多いですが、スポーツ選手や早期に治したい人は手術療法を選択することがあります。
保存療法ではギプス固定がおこなわれます。
ギプス固定、松葉杖で完全免荷になります。
手術療法ではアキレス腱縫合術がおこなわれます。
手術療法の方が再断裂の可能性は低いと言われています。
治療後数か月は再断裂の可能性がある為、どちらの治療も注意が必要です。
保存療法も手術療法も治療成績は良好です。
最後に・・・・・
今日はアキレス腱断裂について説明してきました。
アキレス腱は身体の中で一番大きく強い腱です。
この腱を断裂すると歩くことができなくなるので多くの人はすぐ病院へ行くでしょう。
僕もアキレス腱断裂の方のリハビリをさせていただいたことがあります。
時間はかかりますが、治る疾患なので、しっかりとリハビリをする必要があります。
治療は保存療法か手術療法どちらか自分に都合が良い方を選択できるといいと思います。もちろん先生の判断もあると思いますが、、
井土ヶ谷ひかり整骨院ではアキレス腱断裂のリハビリもおこなっています。
いつでもご相談ください。